介護・医療支援向けパートナーロボットの開発

摘要

「すべての人が明るく楽しく生活できる社会の実現に貢献すること」を目指して、企業活動に取り組んでいます。2007年には「パートナーロボット」開発ビジョンを発表し、これまで人の活動をサポートすることによる新しいライフスタイルの提案として「パートナーロボット」の開発を進めてきました。「トヨタ・パートナーロボット」が社会に役立つフィールドとしては、「介護・医療支援」、「パーソナル移動支援」、「製造・ものづくり支援、「家事支援」の4つの領域を考えています。今回発表した、介護・医療支援向けパートナーロボットは、用途に応じて4種類のロボットがあります。介護・医療の現場においては、病気・ケガなどで体の不自由な人や高齢者の自立生活、および自立するためのトレーニングの支援、介護する側の体力的負担の軽減、といった面でロボットへのニーズが高いという現状を踏まえ、すべての人に移動の自由を提案するという観点から、重点的に開発を進めてきました。