米国におけるインターン雇用

摘要

産学連携の取組みの一つとしてインターンシップが注目されている．本会誌でもインターンシップの推進活動や学生の体験談が取り上げられている．海外の研究機関や企業における実習も積極的に進められているようである．筆者は米国現地法人の研究開発部門に9年近く駐在し，欧米大学の学生約50人をインターンとして採用した．本稿ではインターン受入れ側からの発言として，米国におけるインターン雇用の経験について紹介する．雇用側から見たインターン活用の利点と課題，及び日本人学生インターンについて，一個人としての視点であるが思うところを述べたい．