奥地建産、建設用製品ノウハウベースにソーラー事業拡大: 福島で発電設備容量1.6MWのメガソーラー稼働

摘要

奥地建産は建築用鋼製下地材で培ったノウハウをベースに、太陽光パネル用架台の提供を開始、住宅用で20万棟を遙かに上回る実績を持つほか、大規模メガソーラー建設にも参加する国内最大メーカー。さらに太陽光発電分野でEPC、システムインテグレータへと事業領域を広げており、「社会資本作り」という立場から事業に取り組む。奥地建産は1955年に創業、1964年に設立され、天井や壁などの建築用鋼製下地材を手掛け、大手八ウスメーカーなどに提供している。同社製品のうち、40％程度が工業化住宅向け材料。天井材、壁材、床を支える大引きなどを手掛け、大引きでは業界シェア70％を誇り、積水ハウス、大和ハウスェ業、パナホーム、エフ・バイ・エルに供給する体制。さらに事業領域は、住宅に関する分野で地盤調査から改良工事などを手掛ける。