豊田通商、愛知県で商業用水素ステーション竣工豊通エア·リキードハイドロジェンエナジー運営

摘要

豊田通商と日本エア•リキードは、名古屋市熱田区と豊田市の2力所で建設を進めていた水素ステーションが完工した。自動車各社の燃料電池自動車(FCV)の販売開始に伴い、水素供給を目的に両社が取り組みを進めてきた。営業開始は2015年2月。名古屋熱田水素ステーションは、名古屋市中心部で唯一かつ初めての商業用水素ステーション。豊田インターチェンジ水素ステーションは、豊田市内で初めての商業用水素ステーションで、ガソリンスタンド併設型の水素ステーションのモデルケースとして位置づけられる。2力所の水素ステーションの事業運営は、豊田通商と日本エア•リキードの合弁会社である豊通エア•リキードハイドロジェンエナジーが行う。水素供給は、外部から調達した水素を利用するいわゆる「圧縮水素オフサイト方式」で、日本エア•リキードが、技術、設備管理および安全管理を行い、豊田通商が経営および管理業務を行う。