深圳国際交流学院

摘要

このプロジェクトは.中国南部の活気ある亜熱帯の都市.深圳市に位置する。「深圳国際交流学院」は.ケンブリッジ国際検定の認証を受けた深圳市で初めての全日制高校である。福田区にあるこの敷地は.南北で幹線道路に隣接し.高低差は南北で5m,東西で6.5mある。このデザインにおいて重要なことは，いくつかの本質的な問題を検討し，対処することである。すなわち.都市密集地において如何により多くのパブリックな活動と交流のための空間を生み出すか.如何にキャンパスがもつ一体性を維持し.豊かな都市空間をつくるか.降雨と高温を特徴とする亜熱帯モンスーン気候に対処しつつ.教育,宿泊，スポーツ，余暇といった様々なプログラムのための空間を如何によりょく構成するか，キャンパスでの活動を活気あるものにすることができる場所を如何に生み出すか,である。