時代はストックマネジメント！入坑することを考慮した、ちょっとした工夫

摘要

横浜巿は現在、約11,900kmの下水道管路施設を保有し、このうち管径800mm以上の中大口径管路施設(以下、中大口径管)が約1,900kmとなっています。そして、布設後50年を経過した中大口径管が20年後には約1，500kmと急増するため、耐用年数を超過した管路施設から順次更新を行う「時間計画保全」から、調査結果に基づき計画的な老朽化対策及び修繕を実施する「状態監視保全」に完全移行する取組を進めています。その取組のーつとして、これまで管きよの状態把握がされてこなかった中大口径管についても、詳細調査を平成30年度から年間約150kmのペースで実施しており、これまで以上に人が中大口径管に入坑するケースが増加しています。