世界初!下水バイオガスから水素を製造 ユーザー增やすべくFCトラック開発も

摘要

家庭、工場、事務所などから排出ざれる排水は下水処理場で処理され、きれいにして川に戻したり、中水として再利用されたりする。下水処理の過程で発生する下水バイオガス(消化ガス)から高純度水素をつくり、水素ステーションで供給するという世界初の取り組みを行っているのが福岡巿、九州大学、三菱化工機、豊田通商からなる共同研究体だ。製造した水素の供給先を開拓すベ《自動車の受託研究開発会社や地元の共同集配事業者とともに燃料電池(FC)トラックの研究•開発も進めている。「下水から水素」という画期的な取り組みを紹介する。