関西国際空港で実施地盤沈下対策に対応したバスダクト施工

摘要

このほど関西国際空港の国際貨物地区の電源設備増強工事（幹線二重化）に伴い，九電工は，特高電気rn室の増築工事を施工した．増築に当たっての問題点は，既設特高電気室から増築電気室へのバスタクトrn3系統を分岐する際の不同沈下対策と空港という特殊性から停電時間が制限されるということであっrnた．関西国際空港は海を埋め立てて建設された海上空港のため，地盤沈下があり，均一沈下なら問題はrnないが，沈下は不同である．ここでは，地盤沈下による電気設備の問題点，バスタクト施工での問題点rnの抽出と検討，および施工について紹介する．