再生可能エネルギー発電所稼働監視システム: 発電量推定•診断機能および分岐計測による不具合検出機能

摘要

東京電力(株)と(株)東芝は2011年度に運転を開始した太陽光発電所の実績データを用い,発電電力量予測の高精度化を行ってきた。一方,(株)関電工は,2013年度より再生可能エネルギー発電所の発電量診断技術サービスを行っている。2015年度に,東京電力(株),(株)東芝,(株)関電ェの3社は,㈱関電工が運用する2つの太陽光発電所,東京電力(株)が運用する太陽光発電所および,3社以外の事業者が運用する太陽光発電所のデータも用い,多地点の大規模太陽光発電所データにより発電性能分析技術を検証し,(株)関電工が運用する発電所監視システムへ新たに「発電量推定•診断機能」および「分岐計測による不具合検出機能」を実装した。