資材ニュース

摘要

日銀が発表した9月短観の大企業製造業の業況判断DIは19ポイントで，6月調査から2ポイント悪化して3四半期連続での悪化となった。業種別には，素材業種が14ポイントで6ポイント悪化，加工業種が横ばいの22ポイントだった。素材業種では，原油価格が1バレル70ドル台に上昇したことで，石油•石炭製品が18ポイント悪化するなど，業種によっては変化幅が大きくなつている。大企業非製造業の業況判断DIは22ポイントで，6月調査から2ポイント悪化した。台風21号，北海道胆振東部地震などの自然災害が大きな打撃となり，8四半期ぶりの悪化となつた。