辻地区集排 真空システム機器更新に今年度から

摘要

岩手県奥州市は、9年11月から供用中の農業集落排水•辻地区(6年度採択、1310人•246戸)を対象とする機能強化対策事業に今年度新たに着手した。同地区では管路施設(約9.5km)の大部分の区間で真空式流送システムを採用しており、各接続世帯ごとに設けられた真空ますのコントローラ(満水状態を自動検知するパーツ)を一斉に交換するほか、幹線系統上に区間弁を設置する計画。また、処理施設(J A R U S-Ⅲ型)でも、真空ステーションを含むポンプ類を中心に設備機器類の更新工事を行う。事業期間は26～27年度の2ヵ年を見込hでおり、今年度から一部工事に着手する予定。