UNESCAP/WMO台風委員会「土砂災害ハザードマッププロジェクト」最終報告書の発刊

摘要

国総研砂防研究室と国土交通省砂防部は、UNESCAP（(国際連合アジア太平洋経済社会委員会）/WMO（世界気象機関）台風委員会において、日本の土砂災害防止技術のうち、発展途上国での普及が有効であると考えられる警戒避難等のソフト対策技術の普及活動プロジェクトを2002年から実施しています。筆者がプロジェクトリーダーを務めた「土砂災害ハザードマッププロジェクト」（以下「本プロジェクト」という、2009年〜2012年）が終了し、最終報告書が発刊されたので報告します。