実務に役立つ情報チャネルとして

摘要

弊社発刊の月刊誌「都市と廃棄物」が1971年の発刊から50年を迎えることができました。これも読書の皆様，原稿をご執筆頂いた皆様，取材をお受け頂いた皆様，スポンサーの皆様をはじめ，関係者の皆様のおかげと社員ー同，あらためて感謝を申し上げる次第です。創刊号では，「産業廃棄物，とりわけ固形廃棄物の問題は1970年代の大きな課題となっています。これらの問題に取りくhでいる人々のための実務に役立つ最良の情報チャネルになりたい，という希望からこの雑誌を発足させました」と発刊の趣旨を述べています。創刊号では，当時の厚生省環境衛生局の浦田純一局長から「この雑誌が公害防止にとり組hでいる専門家のよりよい情報交換，提供の場となり，ひいては，一般国民の生活向上に資することを願ってやみませh」，建設省都市局の吉兼三郎局長からは，「新時代の都市づくりのひとつのしるべとなることを期待します」，通産省公害保安局の荘清局長からは，「産業廃棄物関係の適切な情報チャネルに成長されることを願ってやみませh」という激励を頂きました。関係者の皆様の期待にこたえるべく，1971年5月に創刊号，同年は8月号，12月号と発刊し，翌年4月号を発刊して以降は，途切れることなく毎月1回，皆様に最新の情報をお届けしてきました。