プラントメーカー各社の技術紹介: 地域循環共生圏の核としての廃棄物処理施設

摘要

昨年第4次循環型社会形成推進基本計画が改定され，「多種多様な地域循環共生圏による地域活性化」という考え方が打ち出された。これは「循環資源,再生可能資源，ストック資源を活用し，地域の資源生産性を向上させるという考え方あり，廃棄物処理施設は，その中核になる施設と言える。また，昨今AI • loTをキーワードに技術開発が進められており，ごみ処理分野でもこれらを活用した技術が導入されつつある。このように，プラントメー力ー各社では新技術やシステムを開発し，地方自治体に提案しているが，ここでは，資源循環分野に携わるプラントメー力ー等の関係企業の技術を紹介する。（本誌編集部注：今回掲載する技術紹介は，今年度これまでに弊社発行の新聞「ザ•ウェイストマネジメント」に掲載したものをべースにしています。）