本物のみが創り上げる'テーマパーグ'

摘要

このイベントを一度でも訪ねたことのある友人たちは、異ロ口同音に楽しさを絶賛する。毎年この時期になると、いそいそと馳せ参じるリピーターも少なくない。だから筆者も『グッドウッド·リバイバル』の面白さを、少なくとも知識としては理解していたつもりだった。ところがこの9月、初めて会場に足を踏み入れるチャンスを得た筆者は、そのテーマパークのごとき高揚感に、まさしく夢中になってしまったのだ。ご存知のとおりグッドウッドと名のつくイベントには、大別してふたつ存在する。ひとつは、主催者であるマーチ卿の広大な荘園をところ狭しと使用した、古今東西の乗り物のお祭り『グッドゥッド·フェスティバル·ォブ·スピード』。そしてもうひとつは、敷地内のサーキットを使用した本気のヒストリックカーレースィべント『グッドウッド·リバイバル』である。