短期間試乗◎特別な名を継ぐイタリア初のSUV

摘要

フィアット500のニューバリエーションとして登場した500Xは、エクステリアのデザインテイストは引き継ぐが、あちらがAセグメントなのに対しこちらはCセグメントとあってふた回りほど大きい。今回試乗したクロスプラスは、トルクオンデマンド方式の4WDで、ウインタースポーツのお供としても最適だ。トランスミッションは9速（！）A/Tで、エンジン排気量は1.4リッターから、最高出力170ps、最大トルク25.5kg-mを発揮する。ジープ·レネゲートと共同開発され、見た目だけでなく、デパーチャーアングルが確保されるなど、悪路走破性も確保されている。ホットスタンプと呼ばれるスチールの加工技術や工業用接着材が採用されたボディは堅牢で、また高い静粛性に驚かされた。