溶接性向上させ100年対応: 発注者と業者情報共有しマニュアル化

摘要

国土交通省横浜国道事務所が整備中のさがみ縦貫自動車道は、神奈川県相模平野の中央部に位置し、上下線を二層化するWデッキ構造の鋼桁を、高々とリフトアップする宮下高架橋下部工工事が本格化している。溶接マニュアルを徹底して品質向上に挑戦、新技術志向に偏らない“原点回帰の姿勢”が注目されている。その一方で、今年度末にかけては、残る11個の橋脚と上部工工事が相次いで発注される手はずだ。