FHCが保有するもう1機の貴重な日本機一式戦Ⅰ型「隼」

摘要

フライング·ヘリテージ·コレクション（FHC)の一式戦(キ43-Ⅰ)は貴重な存在だ。オイルの環状冷却器が目を惹くハ25を裝備した初期のⅠ型で、6,000機近く製造された一式戦のうち、製造番号750番の機体である。その後アメリカ国内で登埸した再製機と比べてもきわめてオリジナル度が高い。FHCのコリー·グラフ（CoryGraff)の研究によれば、1942年11月に製造され陸軍飛行第11戦隊に配属、その後ラバウルのブナカナウ飛行場（当时は"上の飛行場"などとも呼ばれた）で戦闘に従事、戦争終結に近いころにラフな着陸で機を損傷、修理待ちのために飛行場から6km離れたジャングルの中に隠された。