ポルトガル建築のアイデンティティ

摘要

リスボンでは2007年に続いて、昨年、第2回リスボン建築トリエンナーレが開催されたね。リスボン建築トリエンナーレがなぜ始まったかというと、ポルトガルでは「建築」が彼らの文化を代表するもののひとつと考えられているから。オランダなんかと同じでね。もうひとつは、ポルトガル建築界の中にある「リスボンーボルト」という構図。リスボン建築トリエンナーレは、もちろんリスボンの建築家たちが主導していて、これまで世界的な注目を集めてきたボrnルトの建築家たちに対抗したいという意識があったと思うんだ。