構造委員会のあゆみ―2014年度

摘要

建築構造にかかわる学術分野の中心である構造委員会は、大会学術講演発表総題数の約1/3を占める本会最大の常置調査研究委員会であり、わが国の建築を支える「構造」「計画•意匠」「環境」の一角を担い、建築構造にかかわる研究者•実務者が集う場として機能している。傘下の13運営委員会の下で小委員会やWGが活動しており、2014年度末で、計149の小委員会とWG、延べ2,121名の委員がこれらの活発な活動を支えている。本稿では、2014年度における構造委員会の主な活動として、①活動の基本方針、②刊行物の状況、③研究集会の開催状況、④講習会とシンポジウムの開催状況、⑤その他の活動状況を報告する。