建築と都市に関する学生の国際交流プログラム「AUSMIP」

摘要

本プログラムは、日本とEU間における建築·都市分野の教育と研究の交流を目的とした修士課程学生の派遣と受入れ活動である。2003年度から継続的に進められ、日本からEUへの派遣学生数は2015年度までに計215名、EUから日本への派遣学生数は計160名であり、さらに交流規模は拡大するものと考えられる。日本側は東京大学大学院、九州大学大学院、千葉大学大学院が参加し、EU側はパリ·ラヴィレツト国立高等建築学校(フランス)、ルーヴァン·カソリック大学(ベルギー)、リスボン大学(ポルトガル)、ミュンヘン工科大学(ドイツ)が参加しており、これらの大学の教員が構成する「日欧留学生交流コンソーシアムAUSMIP」が教育プログラムの立案、協定の準備·締結、資金の調達などを進めてきた。