内部負荷の偏在化を考慮した空調設備の性能評価と設計手法に関する研究

摘要

近年，ワークプレイスでは，タクスアンドアンビエントの導入や不在時の照明消灯，OA機器のスリープモード導入などの省エネルギー運用により，執務者の在不在により発生する内部負荷の発生状況が偏在化する傾向にある。一方，温度制御のゾーニングをVAV方式で行っている場合，執務者の在不在に伴う内部負荷の偏在化に対応できる設計となっていない現状もある。