西条市庁舎における地域資源の有効活用についての効果:水·風·光·木の活用

摘要

愛媛県西条市は，平成16年に近隣2市2町の合併により誕生した。本庁方式への移行にあたり既存庁舎(本館と別館)は老朽かつ狭隘で，職員の収容も困難であり，住民サービスに支障をきたす恐れがあった。よって，老朽化していた別館を解体し，既存本館を活用しつつ不足面積分を増築することにより，庁舎の整備を計画した。新庁舎側の外観を写真-1に不す。