太陽集光過程エネルギーロス可視化手法による新規ヘリオスタットフィールド 配置計算法

摘要

タワートップシステム、ビームダウンシステムの集光太陽熱プラントは共通 して一次集光系として千台に及ぶヘリオスタット（太陽追尾反射鏡）を有する。ヘリオス タット同士の光学干渉であるHeliostat shadowing（HelSh）とHeZiostatblocking（HelBl ）の2つの集光過程でのエネルギーロスは、ヘリオスタットフィールド配置設計を決定づ ける重要な要素である。本研究においてはこれらを詳細に分析し、配置設計を行う指針を 明らかにすることを目的とし、ヘリオスタット相互位置とHelSh及びHelBIロスの量との関 係を可視化する分析手法と、それを配置設計に応用した配置計算手法を提案した。