摘要
1.ほじめに
2.先行研究及び本稿の立場
2.1 先行研究について
2.1.1 翻訳説
2.1.2 解釈説と対照説
2.2 本稿の立場
3.本論
3.1 平安時代の和漢文学の発展と和漢交流
3.1.1 漢詩文の隆盛と衰退
3.1.2 国風の自覚と和歌の復権
3.1.3 和漢交流——和漢対訳の試み
3.2 「本集」の歌詩の対応に示されている翻訳の要素
3.2.1 「等化」という対応及びその表現
3.2.2 「深化」という対応及びその表現
3.2.3 「異化」という対応及びその表現
3.3 翻訳の難しさと本質
3.3.1 翻訳の難しさ
3.3.2 翻訳の本質
4.結び
参考文献
謝辞