横浜環状北西線シールドトンネル（港北行）のセグメントの実大耐火試験（その２）〔合成セグメント〕

摘要

横浜環状北西線シールドトンネル（港北行）では，RC セグメントに加えて，トンネルの特殊構造区間には鋼製セグメントと鋼・コンクリート一体構造の合成セグメント（大成建設（株）開発のハイブリッドセグメント）を使用している．このうち，鋼製セグメントには耐火板による被覆を計画しているが，合成セグメントはRC セグメントと同様に，セグメント自体に耐火機能を持たせる構造として耐火工の省略，維持管理性の向上を図っている．前報（その１）に続き，本報では，合成セグメント（図1 参照）の耐火性能を確認する目的で実施した実大耐火性能確認試験の結果を報告する．