ニューロモルフィックハードウェアの過去と未来

摘要

日本特有のものづくりの強み・原点に立ち返り，ものづくり固有の強い動機に突き動かされてrn研究者が我を忘れて没頭できるような「情報科学とものづくりの融合型AI（人工知能）研究」のrn立ち上げに向けた講演者の考えとともに、ニューロモルフィックハードウェアの過去と未来を紹介rnする．できることならば，AI・脳機能に最適・本当に必要な「脳型基本デバイス」（現在のCMOSrnスイッチ・メモリ素子に相当する新たな基本デバイス）を構築し，それを利活用するAI 情報科学rnと材料・デバイス，および両者の橋渡しをするアーキテクチャ研究により多様なAI イノベーショrnンを創出したい．それができれば，約30 年後と言われるAI のシンギュラリティ（技術的特異点）rnへの到達を加速する日本発祥の人工知能研究の源流をつくれるかもしれない．