バーチャルを用いて製造品質と誤圧の距離との有効要因の抽出

摘要

今回、バーチャル実験の結果、各個人の考え方が近かつたことから、実際の実験が早く進められた。実際に組立した場合のコストを考えると、L_(18)の実験金額18回×20h×5,000円=1,800,000円最適.比較実験2回×20h×5,000円=200,000円部品代（仮）300,000円（1本分）×3本=900,000円合計で約3,000,000円。しかも、その間の生産主軸組立がストツフ°しているので約6,000,000円となる。また、実験日数では約4力月間と生産本部の中では非現実的な実験工数となり、実施不可能となる。しかし、バーチャル実験ではL_(18)の実験回数と部品代を考えると、2,100,000円の削減ができ、実験日数も3.5力月短縮された。我々生産本部としては、そのためにも、バーチャル実験の信頼性を高める必要性がある。もう一つの課題は、過剰品質になることである。組立ではチェック項目が増え、組立精度も厳しくなることから工数が増え、加工では公差幅が狭くなることにより、加工時間が増え、不良品が多発する恐れがある。また、購買では部品精度が厳しくなることにより、価格が高くなりコストアツプにつながることになる。現実的にコストダゥンに取り組んでいても逆行しているようになつてしまう。本来なら設計の方で見直しをかけてもらうのが理想だが、それができないのも現実で、生産本部で出来ることに尽くしている。そのためにも誤圧の距離を行っている信頼性も必要で、見直しをかけて行くことも大事であると考える。