がんリハビリテーション用QOL 評価管理アプリケーションの試作:カメラを用いたデータ入力

摘要

がんは2 人に1 人が罹患する疾患である[1]．がん治療rn法の進歩と共に，がん患者の生活の質(QOL)は重要視されrnるようになった．がん患者に用いられる代表的な評価法rnとして，EORTC QLQ-C30(C30)が挙げられる．しかし，こrnの評価法は，回答用紙のフォーマット変更が認められてrnいないため，データでの管理体制はあまり進んでおらず，rn医療従事者が評価結果を研究に応用するには大変な労力rnを要する．先行研究において，C30 のスコア計算・管理をrn可能とした試作アプリケーションが開発され「計算・保rn管・管理」にかかる労力が軽減されることが示唆された．rnしかし，データの入力は手入力で行うため改善の余地がrnある．よって本研究では，カメラによるデータ入力方法rnを提案し有用性を示すことを目的とした．