RE123溶融凝固バルタのポア低減による高J_c化

摘要

Y123溶融凝固バルクの高J_c化を目指し、バルク内部に残存するポアやJ_c特性に対するバルタの高密度化の影響を調ベることを目的に、ペレット成型時の圧力と低圧純酸素雰囲気中溶融前焼結条件の最適化を試みた。成型時圧力の制御と溶融前焼結の効果によりバルク内部のポアが低減することがわかった。また、高密度化したバルクに関しては、特に低磁場領域においてJ_c特性が改善した。こうした低磁場領域におけるJ_c特性改善は他のREに関しても有効であり、先述した小型超伝導磁石への応用に向けて期待できるものである。