金属材料は焼入れや焼戻しなどの熱処理によって，合金組成をそのままにして機械的性質を変化または向上させることができる．焼入れ過程においては，熱処理冷却剤の冷却特性（膜沸騰終了後の急冷開始温度（特性温度），急冷開始後の冷却速度など）の把握が重要であり，JIS K 2242-2012に熱処理油剤の冷却性能試験法が規格化されている（1）．しかしながら，試験体は直径10mm，長さが30mmの銀棒体で，銀棒長手方向中央部の円筒表面部に，銀棒内部側からアルメル線を接触させて銀－アルメル熱電対を形成させる必要があること，加熱?冷却試験によって酸化した試験体表面を浸漬急冷試験のたびに研磨しなければならない煩わしさがある．筆者らはこの問題を解決し，さらには冷却剤の冷却特性（冷却（温度－時間）曲線，冷却速度（温度－冷却速度）曲線，熱伝達率（温度－熱伝達率）曲線，熱流束（温度－熱流束）曲線，JIS K 2242での特性温度（急冷開始温度で蒸気膜崩壊温度に相当））を簡便に把握でき，その特性の変化を敏感に判断できる，しかもコンパクトな試験装置の開発に取り組hできた(2)－(5)．筆者らが開発中の試験装置は，およそ70年前に試験体の小型化，試験装置のコンパクト化並びに試験データ処理の自動化を図った俵の試験装置(6)をヒントにしている．俵の試験体は半球状のアルメルとクロメルを溶接して成形した直径 4mm の球形であり，試験体支持棒も同一材であるため，球プローブがK型熱電対の熱接点を構成している．筆者らは，俵タイプの試験体の製作が困難であったことから，同径のインコネル600球(2)，(3)や白金球(4), (5)の中心部にK型シース熱電対を挿入して温度測定プローブとし，シース部を金属管（アーム）で支え，プローブを所定の温度（約850°C）に加熱した後にアームを回転させて冷却剤に浸漬，冷却させることとした．
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机译：金属材料可以通过热处理改变或改善机械性能，例如淬火或回火。在硬化过程中，热处理冷却剂的冷却特性（淬火开始温度（薄膜沸腾后的特性温度），突然冷启动后的冷却速率），并将热处理油冷却至JIS K 2242-2012。性能测试方法标准化（1）。然而，样品需要在银杆纵向的中央部分的圆柱形表面部分中与直径为10mm的银杆部分和银杆部分的银杆部分接触在圆柱形表面部分中的圆柱形表面部分。并且需要形成一个银色的热电偶，存在令人难以置力的是，通过浸入淬火试验具有加热的淬火试验必须抛光。冷却试验。作者解决了这个问题，然后冷却冷却剂的冷却特性（冷却（温度时间）曲线，冷却速率（温度冷却速率）曲线，传热速率（温度传热率）曲线，热通量（温度 - 热通量） ）JIS K 2242的曲线，特征温度（对应于蒸汽开始温度的蒸汽膜衰减温度），并且可以灵敏地确定电压测试装置的特性变化，并且可以在（2）上 - （ 5）。开发的测试设备暗示测试体的开发大约70年，测试装置的压实，以及计划自动化测试数据处理的BALES（6）的测试设备（6）。由于袋子的样品是直径为4mm的球形，用半球形Almel和Chromel模制，所以测试体支撑杆也是相同的材料，因此球体探针构成了K型热电偶的热接触点。。作者难以制造测试体的类型，所以K形鞘热电在相同直径直径（2），（3），铂球（4），（5）一对的中心处温度测量探针和护套部分由金属管（臂）支撑，并在将探针加热到预定温度（约850℃）之后，臂旋转并浸入冷却剂并冷却至冷却剂。
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