2018 年台?活動の?別Potential とPMM 領域と東部北?太平洋のSST が与えた影響

摘要

2018 年の北?太平洋における台?は、発?数が29 個、?本への上陸数は5 個など平年を上回り、猛烈な強さになった台?に関しては7 個と最多記録を更新し、活動が活発であった（気象庁予報部）。ENSO のフェーズは、2018 年初めはLaNi?a 現象が起きていたが春先までに収束し、10?にEl Ni?o 現象が発現した。しかし、台?の活発期(6?11 ?)であるほとhどの期間で、ENSOのフェーズはNeutral な状態が続いていた。そこで注?されているのがPacific Meridional Mode(以下、PMM)(Chiang and Vimont 2004)である。正のPMM のフェーズ時、北緯20 度、?経120度から北緯0 度、?経180 度の北東?南??向にSST の昇温域が形成される。この正のPMM は、北?太平洋のTC 活動に好都合であることが先?研究で指摘されている(Zhang et al. 2016)。1948?2018 年のPMM index(SST)を?ると、2018 年は正のPMM が発現しており、強さも台?活発期の各?ともに71 年中15 位以内に?るほど強い年であった。特に8?9 ?は4 位、2 位と歴代の中でも強い正のPMM 現象が発現していた。