分解ガス吸収量の飽和状態を模擬したポリプロピレンフィルム間オイルギャップにおける部分放電特性

摘要

筆者らは、電力用油浸コンデンサフィルムの部分放電(PD)劣化メカニズムの解明に取り組hでいる。本報告では、ポリプロピレン(PP)フィルム間の油ギャップ内におけるPD 劣化の基礎的な検討として、分解ガス吸収量が飽和した油を模擬したシリコーンオイルギャップを作製し、そのPD 特性を発光像の観点から検討した。