光学不活性なポリ（ジフェニルアセチレン）誘導体をプローブとし て用いたキラルアミン類のエナンチオマー比の比色検出

摘要

最近我々は、側鎖にカルボキシル基を有する光学不活性なポリ（ジフェニルアセチ レン）(poly-1) を鏡像体過剰率(ee)がca. 100% ee (S体) または0% ee（ラセミ）の1- フェニルエチルアミン (PEA) と縮合剤を用いて高分子反応することにより合成した ポリマー (poly-2S100 and poly-20) が、それぞれ異なる溶液色を示すことを見出した。