(P1-P042)次世代二次電池開発に向けたNa-P-S 系固体電解質の構造解析

摘要

近年の社会的要請から、各々の要求に応える次世代の二次電池開発が進hでいる。中でも、Na-P-S 系固体電解質材料において、ガラス試料を熱処理して精製される準安定結晶相で2×10~(-4)S/cmという良好な電気伝導度を示すことが報告されている[1]。本研究では、次世代の二次電池開発の指針を示すために、ガラス相ならびに準安定結晶相におけるイオン伝導機構の解明を目的する。本報告では、まずNa-P-S 系固体電解質ガラス材料に着目し、Na 濃度の上昇に伴うガラスの構造変化の解明を目指す。