2M06小型無人超音速実験機の自律飛行に向けた着陸制御系飛行検証

摘要

室蘭工業大学航空宇宙機システム研究センターで は地上間輸送及び地球軌道への往還輸送システムの 革新に資するという目標の下、大気中を高速?高々 度まで飛行するための基盤技術の研究開発を推進し、 それら基盤技術をフライング?テストべッドとして のマッハ2程度までの速度で飛行できる小型無人超 音速実験機により実証する予定である。本小型無人 超音速実験機は、離陸から着陸までを完全自律で飛 行することが要求されており、特に、着陸時の各種 不安定要因が発生する中、高い姿勢制御精度及び小 さな降下率が要求される。さらに実験の容易十生から、 ILS (計器着陸装置）等の地上施設がない滑走路で着 陸する必要がある。従って本研究では完全自律型の 着陸制御技術の確立を目標としている。