高周波誘導加熱と超音波加振を用いた大気中でのアルミニウム合金固相接合法の開発－その１

摘要

アルミニウム合金は大気中で強靭な酸化被膜を形成し、それがアルミニウム合金材の接合を困難なものにしていることが知られている。そのため、アルミニウム合金の接合は一般的に真空容器の中で行われる1）。しかし、真空容器は大きくそれに伴う設備も大がかりなものとなり、段取りを含めて接合には多くの時間が必要である。本研究では、超音波加振を用いた大気中でのアルミ合金接合法の開発を目指す。