(318-0853)タングステン合金の中性子照射による微細組織と照射硬化に及ぼす製造法依存性

摘要

タングステン (W)は核融合炉第一壁·ダイバータのアーマー材として有力な候補材料である。核融合炉環境では14MeV の高エネルギー中性子の重照射によるはじき出し損傷と核変換により、材料特性の劣化が懸念される。本研究ではW の核変換元素であるレニウム (Re)を含むW 合金に中性子照射を行い、純Wの微細組織と硬さに及ぼす製造法依存性について調査した。