最適電源構成を考慮したプラグインハイブリッド自動車の経済性評価モデルの構築

摘要

本研究では，ハイブリッド自動車(GHV)より搭載バッテリー容量を増やし，家庭用電源で充電することでEV走行が可能となるプラグインハイブリッド自動車(PHEV)のエネルギー効率の良さに着目した．また，PHEVのバッテリーへの充電は家庭用電源から行うので，自動車部門モデルと電源構成モデルを統合させたモデルを構築している．PHEVと既存のガソリン自動車(GV)，ディーゼル自動車(DV)，GHVを含めた最適化を行い，経済性からみた導入可能性を算出し，その石油依存度の低下を評価した．