運転中の会話によるドライバの覚醒維持手法（第1報）－会話を用いた覚醒維持手法の効果検討

摘要

そこで本研究では，会話の覚醒維持効果を，ドライバが運転中に日常的に行っている手法と比較検証することを目的とする．実験では，ドライビングシュミレータを用いた運転課題を実施すると同時に，覚醒維持手法を実施した．覚醒維持手法は，ガムの咀嚼，音楽鑑賞，会話の3条件の手法に加え，刺激なし条件を含めた4条件を実施した．顔画像，主観評価値を計測し，覚醒維持時間や各手法の特徴を評価した．