リニアモーター駆動車両対応の信号設備の開発

摘要

大阪市交通局では昨年花博の足として高速電気軌道第7号線（鶴見緑地線） を開業した。この路線の車両はリとァモ—ター駆動小型車両のため、車輪とレ ールとの粘着が弱く、通常の軌道回路では短絡感度に問題があるため、より高 性能な新型の軌道回路の開発を行った。ただし、レールを鉄輪で走行するため、 車軸短絡による列車検知、ATCはレール伝送とすることは従来と同じとした。 そのため在来の地下鉄にも応用可能となっている。これについて簡単に説明す ることとする。