ZPS を用いたオフィス内での行動分析(その2 デザインオフィスでの移動距離の分析)

摘要

人の位置情報が分かるZPSを使用し、デザインオフィスで働くワーカーの行動の特徴をとらえる事により、オフィスレイアウトの評価・使用目的に則したオフィス空間の生成に寄与できるデータの取得を目指す。調査対象は、デザインオフィスで働くワーカーを対象とした。計測範囲は図1に示す。調査対象人数調査は同意を得られたワーカーのみを対象とし、合計68名、延べ516名[人・日]のデータを用いる。調査対象期間調査対象期間は、H25年2月4日（月）～2月8日（金）及び2月12日（火）～2月15日（金）の計9日とし、9時～18時までの9時間とした。調査手順既稿と同様の手順で配布し、装着してもらった。また、装着時にデータを取得できているかを確認し、正常にデータが取得できていなければ、他のタグに交換し、確実にデータが取得できるようにした。