地方都市における複合図書館の既成市街地との関係と整備手法に関する研究

摘要

（１）機能の複合化近年の事例より図書館との複合化傾向がみられるホール、商業、生涯学習、市役所、駅などの16 機能から、立地する地域に適した機能を選定し、複合する。（２）回遊性の創出図書館機能とその他の複合機能を分離する空間に交流や賑わいの空間や路を設け、回遊性を持たせる。それに伴い、特定の施設利用者を相互に図書館機能やその他機能へと促す。（３）周辺の施設との連携都市における公共施設として、教育・文化・行政・医療福祉・体育などの施設と連携し、集約することで市民の活動動線をつなぎ、相乗効果を生む。