センサ技術を活用した建設現場におけるコンクリート品質管理手法の研究

摘要

今回の実験により得られた知見を以下に示す。1） 温度および湿度の計測のため今回計10 個のセンサを埋め込hで計測を実施したが、データ回収率はセンサ１は40％、センサ２は100％であった。2） 計測データのうち、温度に関しては正常に計測されたと考えられるが、湿度に関してはデータのばらつきが見られ、今後さらに検討が必要である。3） 温度計測履歴を用いて行った圧縮強度推定結果は、実際の圧縮強度試験結果よりも安全側の推定となった。