平面計画を規定する要素に着目した分譲集合住宅住戸リノベーションに関する調査研究：玄関部と水廻りの位置からの考察

摘要

集合住宅の住戸リノベーション前後の平面図を比較分析することで、プランニング変更時には、玄関と水廻りの位置が近いほど間取りの変更が容易であり、遠いほど間取りの変更が難しくなることが分かった。今後の課題として、プランニング変更時の施主の要望や設計者の意向、住戸の周辺環境を調査し、より詳細に住戸リノベーション時に与える影響を分析することがあげられる。