デンマークの小中学校における英語授業活動のセッティングのシステム

摘要

英語授業の活動の範囲は、教室、コモンスペース、グループルーム、コモンコア、図書室、屋外スペース、学校の外まで及ぶことがある。特にG W、P W、個別学習、プロジェクト授業において、コモンスペース、グループルーム、コモンコアが使われている。年次の低いクラスターにはカーペットやソファー等、楽な姿勢でいられる備品があり、カーペットと机等を移動しながら教室内のみで行われる授業もある。児童生徒自身の希望や教師が児童生徒の自立を重視していること等により、年次が上がるにつれて、学校内においては、授業活動の空間的範囲が広くなる傾向を把握した。