青森県外ケ浜町における小水力発電事業モデルの展開可能性

摘要

青森県では、少子高齢化が進hでいる地域や、山、雪、半島によって分断されている地域も数多く存在する。このような地域では、第一次産業（農林漁業）従事者の後継者不足、産業の衰退、地域間の交流の減少などの問題が新たに生じる可能性を持っている。そこで、本研究では、青森県外ケ浜町を対象とし、小水力発電を活用しながら町の特産品（ゥニ）の養殖を行い、それをふるさと納税の返礼品とする事業モデルを検討する。外ケ浜町にこのモデルを導入することにより、上記の諸問題を解決しつつ、町の活性化に寄与すると考えられる。