ディーゼル噴霧燃焼を描く

摘要

1. 熱発生率 1. 着火に至る化学反応モデルについては，温度と当量比の組み合わせにおける着火遅れを精度良く予測できる必要がある. 2. 着火する領域は混合気，温度ともに局所的に不均ーであるとともに予混合火炎的構造である. 2. 熱発生領域 1. 「リフトオフ」領域においては予混合火炎的構造となり，噴霧境界は拡散火炎的構造となる. 3. 壁面近傍 1. 噴霧軸近傍での壁面熱流束が大きい.この領域では十分に発達した壁面流とは言いがたい.