ケーブルラック横引き耐震施工における軸直角方向及び軸方向の振動試験（固有振動数の計測）

摘要

日本各地で大きな地震が発生しており、まだ記憶に新しい、2016年4月に発生した熊本地震でも人的、物的に大きな被害をもたらした。時間が経つにつれ、地震の被害の実態が明らかになり、電気設備の中でも、重量物をるケーブルラックの被害も報告された。（写真1)ケーブルラックが破損し、落下すると、ケーブルが切断、損傷する可能性がある。これにより電気の供給がストップし、大きな被害が発生してしまう。また、最悪の場合、ケーブルラックの落下により人命に関わる大慘事にもなる可能性がある。