デシカントシステムの吸放湿特性と省エネルギー化に関する研究（その3）オガ炭を用いた吸湿材直接冷却·加熱型デシカント装置の開発

摘要

各条件において実験を行い、デシカント装置の性能を確認した結果、低温での再生、中温冷水を用いての除湿ができるため、排熱等を利用することにより、省エネルギー化を図ることが確認できた。デシカント装置を用いた場合、外気処理がどの程度できるか条件別に比較した結果、夏季：冷房条件を満たすのに設定条件31°C60%では約15%、 28°C50%では約40%の外気処理をできることが分かった。